電気自動車の充電スポットの未来予想

電気自動車が世界的に普及し始めていますが、電気自動車の充電スポットの未来予想をしてみます。まず、日本の車全てが電気自動車に代わってしまった場合、イギリスで発電している電力相当を賄わなければなりません。そうなると、発電するための方策がなければ、電気自動車だけが走行する環境にはならないことになります。

今、世界でどんな発電方策をとっていて、充電スポットを増やしているのかについて、調査をしてみました。

太陽光発電のできる駐車場

太陽発電のスタンドが駐車場に設置される未来です。アメリカや中国では開発が進んでいます。この太陽光発電はガラス製で一般発電効率が20%ほどです。発電してすぐに車に充電することができれば、送電ロスを少なくさせることができるので効率が良いです。(一般に火力発電などの大規模発電では送電ロスが非常に大きいため、結果としてガソリン車を使っていたほうが環境全体で見たときのCO2の発生量が少なく済むと言われています)

しかし、1kWhあたり分の設備費用は60万円ほどといわれているので、設置するための費用が課題ですね。

ソーラーパネルの張り巡らされたビルの駐車場

近年、ペロブスカイト太陽電池とよばれる軽量で安価なフィルム型の太陽電池が注目を集めています。軽量なので、ビルの壁に貼ることができ、発電場所を増やすことができます。日本で2009年に開発された技術で東芝が商品開発をしており、2025年に量産完了するそうです。発電効率は15%ほどといわれており、発電効率もそこそこ高いです。

ビルの壁で発電して、ビルの地下の駐車場へ送電すれば送電ロスを最低限に抑えることができるので、効率的なシステムといえますね。

東芝に筆頭して、Saule Technologyと呼ばれる外資系企業はすでにこのフィルム型の太陽電池の量産計画を進めているため、近い将来海外でビルの壁が太陽電池で覆いつくされ始めるのではないかと思います。

Saule Technologyでは、もちろんE-Mobilityを意識した開発も検討に入れているようです。

高速道路にソーラーパネルの屋根

ソーラーパネルは面積が確保できれば、かなりの充電を行うことができるようになります。高速道路では高速走行を強いられるため、電気の消費量が大きくなります。そのため、SAでの充電スポット利用者も多くなりことが想定されます。ソーラーパネルがあれば、少し足しにはできそうですね。

台風などの災害で、ソーラーパネルが破損してしまうと大損害になるので、リスク管理ができるような構造にならないと現実性ないですが、大型トラックも走行できるようにするとなると、トンネルの高さくらいにはしなければならなくなりそうなので、台風で吹き飛んでしまいそうだと思いました。

また、自動車自体がもつ熱が上昇気流となり、もろにソーラーパネルに熱を流すことになるので、冷却するのが大変そうですね。

地面にソーラーパネル

フランスでの走行実験です。地面にソーラーパネルを敷き詰めに走行するというコンセプトです。個人的には一番現実味が湧かないのですが、日本では夜間に道路工事をしているのをよく見かけます。水道管の点検や道路の舗装などの工事のためです。ソーラーパネルのような精密機器が道路に埋め込まれていると道路の点検に手間がかかりそうだと感じます。また、大型トラックの重量負荷に繰り返し耐えることができるのかも疑問です。地面の埋め込むくらいなら、トンネルにして上部にソーラーパネルのほうが現実味があります。

リニアカーみたいに車を宙に浮かせることができても、点検という観点でハードルが高そうです。

道路沿いに充電スポット

道が広い海外では、道沿いに充電スポットが数多く存在します。これからも増やすことができそうな環境です。日本で考えると道が広くないため、路肩に止めて充電をするということが多そうではないですが、パーキングメーターが存在しているので、パーキングメーターが充電スポットに置き換わる可能性はありますね。電柱から電気を供給すればよいので、実現度は高そうです。

駐車場に充電スポットが増える

当たり前ですが、駐車場に充電場所がたくさんないと充電するだけで渋滞が発生します。

自宅に充電スポットをつくれればいいですが(V2H)、家を持たなくなってきている昨今ではV2Hは現実性がないですね。となると出かけ先で以下に充電をするかが必要になると思います。

皆さんがお出かけ中に駐車するとしたらどこに駐車するかというと、以下がメインになると思います。これらの施設に十分な充電スポットができてからのほうが良いです。

  • コンビニ
  • スーパー
  • ショッピングモール
  • アミューズメント施設

これから、充電が安い、という理屈は覆されます。特に、日本では持ち家の方が少ないのでどうしても出かけ先で充電をしなければならなくなり、充電するための優先権みたいなチケットが生まれることが予想されます。チケットではなく、サブスクになるかもしれません。

こうなると、結局電気代は、ガソリン代と同等程度の費用になることが予想されます。

サブスクになると、日産用の充電スポットやテスラ用の充電スポットなど、メーカーごとに充電できる場所が限られてしまいそうなので、先に充電スポット事業を拡大させて寡占状態にしてしまうのもビジネス的にはいいかもしれないですね。ほかの電気自動車が売れにくくなるセコイ戦略にはなりそうですが

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