日産アリアの塗装剥がれリスクと対策案(ボディ/バンパー一体塗装工法から伺えるチッピング耐性)

3~4回スクロールした先に記事を載せています

日産アリアで塗装剥がれが起きる可能性があるのか仮説を立ててみました。

そもそも塗装剥がれってどんな?

塗装剥がれとは、鉄板の上に乗っている塗膜が一式剥がれ落ちることで、走行中に塗膜よりも固い何か(小石など)が衝突した際に発生します。私の愛車のキックスe-POWERはこの被害を受けました。。。

ちなみに、SUBARUのレガシーでは、チッピングにもかかわらず、丸ごと塗装が剥がれるわけではなく、少しずつ部分的に剥がれていきます。
あくまで傾向ですが、ブランド問わず、ホワイト色は鉄板が見えてしまうほどの塗装剥がれが起きやすく、ブラック色は少しずつ擦り傷のように表面が少しずつ剥がれていく印象が強いです。

ブラック色の場合は、塗装上面がすれると擦り傷がついて、その擦り傷の色が白いので、写真のような『はげ』につながっているのかもしれません。

SUBARUレガシー

日産アリアの塗装剥がれリスク

日産アリアで塗装剥がれリスクがあるのではないかと感じたのは、ボディ/バンパー一体塗装工法の内容からです。

以下は、日産技法で紹介されていた情報を抜粋したものです。

コンセプトとしては、ボディとパンパ―の塗装条件を同じにさせつつ、強度はボディ同等の強度を持たすというもの。だけど、実際今回の開発品がどのポジションに位置するのかは明記されていませんでした。

ボディ自体の塗装に関しては、”80~90℃でも中塗り塗膜が硬化できる硬化剤を採用した”と書かれていましたが、そんな便利なものがあるのならどうして今まで使わなかったのかが気になりますね。

 中塗り塗料(intermediate coat,undercoat)

 塗料を塗り重ねて塗装仕上げをするときの,中塗りに用いる塗料

 下塗り塗膜と上塗り塗膜との中間にあって,両者に対する付着性をもち,塗装系の耐久性を向上させる目的に用いるもの,下塗り塗面の平滑さの不足を補うために用いるものなどがある。後者では,塗膜が厚くて研磨しやすいことが特徴である。

 JIS K 5500 「塗料用語」

今回は一体塗装で開発費を安くできることを売りにしていることもあり、ボディの塗装強度がこれまでの塗装強度と同じように思えないのは私だけでしょうか?。。。

バンパーはよりチッピングに強くなったかもしれませんが、私が特に懸念しているボディの塗装強度はやや下げているんじゃないかと考えています。

実際の車のチッピング被害

ホワイト色のせいなのかはよくわかりません。高速道路は月に1回使うかどうか程度で、高速道路での走行速度は最高でも100kmほどなのに、これほどの被害を受けています。

せっかくの愛車なので、塗装剥がれは防ぎたいですよね。。。

塗装剥がれの修理は、部品全面の塗装剥がれと同じだけの料金を取られるので、ボンネットの場合7~8万円修理費用が発生します。

理由としては、部分的に補修しようとすると、塗装ムラが発生するからです。

実際に補修してみたので、ご興味のある方はこちらをご覧ください

チッピング対策はプロテクションフィルムがおすすめ!

さきほどから塗装剥がれが問題だ!と言ってきましたが、とは言っても、日産アリアってかっこよくて乗りたい車の上位に君臨しているんですよね。。。だから、塗装を保護するフィルムを貼り付けることをおススメします。

プロテクションフィルムと呼ばれるものはAmazonで1,000~2,000円で購入できます。日産アリアのようなボディが比較的平らな車はプロテクションフィルムが貼りやすいので自分でフィルムを購入して施工するのはありですね。

面倒だったら、チッピング被害の多いボンネットだけフィルムを貼り付けるのも手ですね。

プロテクションフィルムは、以下の商品がAmazonで人気でした。

当然ハケがないと、空気が抜けないので、ハケも同時購入することをおススメします。

おまけ:経年劣化と環境負荷による塗装剥がれ

長いこと使用していると塗膜がペリペリ剥がれていきます。昔の車なので今はこんなことはないかもしれませんが、

SUBARU レガシー
日産 エクストレイル

膜厚計と呼ばれる膜厚を測る機器もあるみたいです。今度使ってみたい!!

コメント

\ 2022/12/16に更新しました /
キックスe-POWERの売却検討
\ 2022/12/16に更新しました /
キックスe-POWERの売却検討
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