最安値で車検に臨めるユーザー車検のやり方について 日産キックスe-POWER(P15)

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車検の費用が高ければ高いほど『安心安全』を保証してもらえるということですが、逆に安く済ませる方法はあまりたくさんの情報がないようにも思えたので、本記事の作成に至りました。

ユーザー車検とは何か?

ユーザー車検は、自分でクルマを検査して、検査所となる陸運支局へクルマを持参して正式に受検することです。

メリットとしては、ディーラーや車検を代行してくれる会社(オートバックスやイエローハットなど)よりも数万円レベルで検査費用を低減させることができます。

以下の表で発生している車検基本料金がほぼ0円になります(別途、検査手数料が数千円発生)。

自分の目で部品を見ることになるので、交換が必要なのかどうか自分の目で見定めることもできます。ある程度クルマに詳しくないと判断が難しいので、安心安全をご希望の方は、ディーラーや車検代行会社での申し込みをしましょう。

車検代行会社の車検相場について

ユーザー車検の流れ

ユーザー車検を行う上での全体の流れとしては、

  1. 車検満了日を確認
  2. 車検満了日から45日以内に、ディーラーで自賠責保険料だけ支払いを済ませておく
  3. オーナーズマニュアルの中にあるメンテナンスノートの『定期点検整備記録簿』で確認すべき項目を把握する
  4. 自分で確認及び測定できる項目は確認
  5. (任意)自分で確認できない項目は、テスター屋で事前に簡易車検
    特に、ライトとトーインの調整のため
  6. 自分の住所から対象となる陸運局へクルマをもって出向き、車検を受検

車検満了日の確認

車のフロントウィンドウに車検満了日が貼り付けられています。青い正方形の貼り紙です。

車検証にも記載されていますね。

日産キックスe-POWERの車検満了日の貼り紙

予約

予約は、自動車検査インターネット予約システムより行うことができます。
14日先まで予約ができるようになっているので、車検日の45日前に近づいてきたら、すぐに予約を済ませるようにしましょう!

まず、自動車検査インターネット予約システムで『アカウント登録』を押して、必須入力の個人情報を入力して送信しましょう!

参考: 自動車技術総合機構 自動車検査インターネット予約システム

仮登録後は登録したメールアドレスに送信されたメールを開いて、対象リンクをクリックしましょう。

参考: 自動車技術総合機構 自動車検査インターネット予約システム

本登録完了です!

参考: 自動車技術総合機構 自動車検査インターネット予約システム

ログイン状態で『予約』を押しましょう

参考: 自動車技術総合機構 自動車検査インターネット予約システム

初めに検査種別の入力を求められます。
基本的には、日産キックスe-POWERの継続利用となるので、『継続検査』を選択しましょう。

継続検査とは、自動車検査証の有効期間満了後も続けてその自動車を利用する場合に受ける検査のようです。

参考: 自動車技術総合機構 自動車検査インターネット予約システム

続いて検査車種についてですが、『普通車』を選択してください。
ちなみに、日産キックスe-POWERは『3ナンバー』です。

参考: 自動車技術総合機構 自動車検査インターネット予約システム

予約は地域については、ナンバープレートに記載されている地域を選択するようにしましょう!
初見で見るとどこの地域を選べばいいのかちょっと混乱しますね。。。

参考: 自動車技術総合機構 自動車検査インターネット予約システム

ここでようやく受験日時の選択ができます。
できれば、午前中を選択したほうが好ましいです。
理由は、もしも車検に通らなかった場合に、最寄りのテスター屋(車屋)ですぐに修理対応できるからです。

たまたまかもしれませんが、私が予約をしようとしたときも、午前中が先に予約されている傾向がありましたので、午前中の予約が多い傾向があるかもしれません。

そのため、早めの予約が大切ですね。

参考: 自動車技術総合機構 自動車検査インターネット予約システム

日時選択後に、車の個体情報の入力を求められます。
まず、車台番号の撮影を求められます。

車検証の下部にあるバーコードを撮影するようにしましょう!

参考: 自動車技術総合機構 自動車検査インターネット予約システム

豆知識ですが、車台番号はドライバー席付近にも刻印されています。
こちらはバーコードだけですね。

日産キックスe-POWERの車台番号の確認方法

続いて、車台番号の手入力を求められます。
『P15-』から始まる番号を入力しましょう。漢字は含まないと思います。

参考: 自動車技術総合機構 自動車検査インターネット予約システム

陸運局での予約は以上です。
先ほども説明しましたが、車検に通らない場合は、最寄りのテスター屋(車屋)で修理することも可能です。どこにテスター屋があるのかは事前に確認するようにしておきましょう!

できる限り、車検で一発合格を狙いたい方は、テスター屋での予約も事前にしておくことをおすすめします(テスター屋での簡易検査は1000~2000円程度で済みます)。

ただ、新車の3年目の検査で車検に通らないとなると、よほど運がないか、その車がイケてないかって感じですね。
国産車ですので、正直ライトやタイヤ点検、ガラスのひび割れなどがないかを簡単に確認する程度でも個人的にはよいかとは思っています(あくまで個人見解です)。

会社に有休申請

基本的に、ユーザー車検では平日での対応となるので、あらかじめ会社に有休申請をしておきましょう。

ディーラーや車検代行会社では土日対応していることもあるので、上司によっては『車検のため休みます』と声高らかに言わないほうが良いですね。

特に、ユーザー車検のことを知らない人もいるので、別の理由でお休みなさった方が個人的にはよいかと思っています。

必要なものの把握と準備

事前に準備の必要なものは、以下の3つがメインです。

1. 車検証
2. 自動車損害賠償責任保険証明書(新旧2枚が必要)
3. 使用者の認印
4. 自動車税納税証明書省略可能な場合もあり
5. お金(最低でも50,000円)
6. 定期点検整備記録簿(メンテナンスノートでオーナーズマニュアルの中にあり)

自動車損害賠償責任保険証明書については、車検を受ける前に保険期間の継続手続きを済ませておく必要があります。

購入したディーラーで事前に更新手続きを済ませておくとよいでしょう!
最悪、車検当日に陸運局の最寄りの代書屋で手続きもできるみたいです。
その手続きの際に、使用者の認印が必要になることも考え、念のため準備

また、自動車税納税証明書は、地域によっては国土交通省陸運局と都道府県税事務所がオンラインで納税の有無を確認してくれますが、それでも証明書は必要となります。

車検年の納税証明書は、必ず控えておくようにしましょう!
特に、納税したばかりで、オンライン上にまだ反映されていない場合もあるので、4~6月に車検の方は要注意です。

残りは、車検場で記載することができます。

7. 自動車検査票
8. 自動車重量税納付書
9. 継続検査申請書

自分で簡易検査

検査項目は、オーナーズマニュアルの中にある『メンテンナンスノート』に記載されています。

車検代行会社などでは『記録簿』という言葉を使っています。車検代行会社によっては、対象の車の記録簿を購入してその記録簿に記載された項目を確認してから検査に臨んでいる会社もあるようです。

心配な方は事前にテスター屋でも検査

ヘッドライトの角度やタイヤの向き(トーイン)など自分だけでは確認しにくい項目もあります。
そのような項目はテスター屋にお願いすると良いです。

テスター屋は車検場の近くにたいていあるようです。

指定の車検場(陸運局)に出向く

予約をした車検場で行きましょう。

車検場では車検代行会社の方ばかりなので、事前に個人でのユーザー車検ですと係りの方に説明しておいた方が良いです。

実際の車検の流れは、以下の動画を参考にしました。

車検に通ったら

車検に通ったら、更新した『車検証』をオーナーズマニュアルの中に確実に入れておくようにしましょう。
車検証を所持していない状態での運転は、違反対象です

車検に通らなかったら

車検に通らなかった場合は、テスター屋で修理してもらいましょう。

部品が大きく損傷している場合は、ディーラーなどで部品購入が必要な場合もあるので、できる限り早めに車検を行っておいた方が良いですね。

車検満了日を過ぎての公道での走行はできなくなるので、要注意です。

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\ 2022/12/16に更新しました /
キックスe-POWERの売却検討
\ 2022/12/16に更新しました /
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