上海モーターショー2021で新型エクストレイルの販売が発表されましたが、それに伴い、日本国内でも販売されるのではないかと記事が上がり始めているので、どんな車なのか、既にアメリカで販売されているローグをもとに紹介です。ネット上では2022年3月であると2018年から言われ続けています
ローグとX-TRAILの違い
ローグとエクストレイルの違いは、ほとんどないと思います。参考までに左側が新型ローグ、右側が現行エクストレイルです。
新型ローグ(X-TRAIL)について
新型ローグは、2020年9月にアメリカで販売されています。そのため、アメリカで販売初期に購入した人はすでに半年使用しています。その人のレビューも参考にしていきます。
公式動画情報(Youtube)
まず公式に日産から出ている動画紹介です。
グレードごとの仕様の概要
4グレードあるみたいです。それぞれのグレードの関しては、私が気になる機能を抜粋して表にまとめてみました。e-POWERがないと安いですね!
I-BSI SystemsはBlind Spot Warningの略称で、走行中に死角にいる車両を検知して警告してくれるシステムです。こちらの動画をご覧ください。
プロパイロットのナビリンク機能は、すでに新型ノートにも採用されている技術です。以下の3種類の自動操縦支援の機能が追加されます。
グレードごとの内装
S(シート地:織物)
SV(Light Gray、シート地:合皮)/SL(Light Gray、シート地:本革)
ライトグレイのこの内装色は、個人的にかなり好きです。色が強くないので、運転していないとき車内でリラックスできるかなと思いました。
ただ、汚れが付くと取るのが大変ですね。あと、合皮だと日差しで劣化しやすいので、もしこの色を選ぶとしたら、本革のSLにしたいです。SVとSLの違いは、シートの素材が合皮か本革かの違いです。
後よく見ると、ダッシュボードやそれに隣接する部品(ピラーやドアの上部の部品)もほかのグレードの比べると白っぽくなっています。大抵ダッシュボードは黒い色が多いので、黒に比べて色褪せて見えなければ嬉しいですね。ピラーとドアの継ぎ目にある▲形状の部品やドアミラーは真っ黒なので、写真だけだと色が少し気になりますね。
全体としてはとてもカッコいいと思います。なんとなく、TESLAのMODEL Xを意識しているような印象を受けました。
PREMIUM(シート地:Nappa Leather)
ポルシェのカイエンのような内装だと感じました。黒でメリハリをつけていてカッコいいですね
ポルシェカイエンの内装はこちらです。
特徴的な大きなセンターコンソール
前席センターは、新型ノート-POWERと同様に、センターコンソールが橋渡し構造になっています。この斬新な構造の隠された機能をレポートしました。
ファミリーサイズ収納と呼ばれるそうですが、箱ティッシュ置き場としてつかえそうですね。ただ、生活感が出すぎていて見栄えがよろしくないので、運転席側だけ見えるといいですね、、、
かばん置き場として使うには狭すぎるので、何を置いたらいいのかわからないです。強いて言うなら、セブンイレブンで売っている黒色の箱ティッシュですかね。詰め替え用のレザー仕様のティッシュカバーでもいいかもしません。
日産の新型ノートでも同じような構造のコンソールがありましたが、ティッシュ置き場を推奨していました。ただ自分だったら、ここに箱ティッシュ置きたくないですね。何となくダサくなってしまう気がします。
LED関連のアクセサリー
夜間走行時に気分を高めてくれるLEDのアクセサリーのご紹介です。個人的には、内装LEDがカッコいいと感じましたので、ぜひ見てみてください!
前方LEDのイメージ
前方LEDですが、個人的には好きです。遊戯王で登場するオシリスの天空竜のようなカッコよさがあります。おそらく赤色だからかもしれませんが、、、
日本ではあまり見かけない外装LEDで斬新なデザインですね。ただ気になる点としては、中央の右側にROGUEという文字が見えているのでここにX-TRAILという文字があると悪い意味で気になります。デカそうに見えますが、北米ではこのサイズでコンパクトSUVなので不思議です(記事の下のほうにSUVとROGUEを比較した画像があるのでご覧ください、びっくりすると思います)。
おもてなしライト(キックプレート、スカッフプレート)
おもてなしライトですが、北米仕様では、キックプレートが光ります。日本で発売されているX-TRAILは純正でなく、Amazonで販売されているキックプレートを購入して取り付ける必要があります。足元が光るので、モノを落としてもどの辺にあるかわかりやすくなるので、ぜひ日本の純正オプションに組み込んでほしいですね。
ちなみにですが、Amazonで販売されているキックプレートは以下のものです。組付けは電装が絡むため、ディーラーに頼むのが安心ですが、数万円かかると言われているので、Youtubeで取り付けている動画をご覧になりながら、改造するのも手ですね。そんなに難しそうではなかったのでゴム手袋だけはお忘れなく!
フットライト(20種類のLED色)
センターコンソールの収納スペースにフットライトをつけるスイッチがあるそうです。全20色あるそうで、足元が青や赤色に光ります。光源の強弱も調整することができるそうです。
正直、足元だけなのかと思いましたが、ほのかにカップホルダーの下の部分も光っていますね。日本の道路運送車両の保安基準からすると車内照明(室内灯)は特に規制がないので、これもオプションでほしいですね。
スマホ充電スポットの照明
スマホ置き場に照明があります。暗くてどこにスマホを置いたのかわからなくなってしまうのを防ぐことができるのは便利だと思います。車内全体を線で光らせるのではなく、スマホ置き場だけピンポイントで光らせることによって、スマホ置き場が強調されるので、これはこれでありだと感じました。ワイヤレス充電が可能で、充電中は、奥のランプがオレンジ色に光ります。
家族利用を考えた後席空間
後席空調
後席に子供がいると温度調整ができないため、子供が熱いや寒いなどの文句を言うことが多いと思います。そうなると、前席にいるお父さん、お母さんが空調管理をすることになります。ROGUEには、SUVでは珍しく、センターコンソールの後部に温度調整するためのスイッチがあるため、子供が自由に温度調整することができます。
後席のサンシェード
送風で温度調整ができたとしても直射日光が首や足にあたり、熱いと文句を言われることも想定されます。後席ならガラス窓に隠しサンシェードがあるため、子供が自由に日差し除けができます。子供でも簡単に操作ができそうなので、外の景色が見たいときは勝手にサンシェードを収納して、窓を開けれそうですね。子供に対してフレンドリーな設計になっていてグッドです。
車中泊のメリットとおすすめの車両グッズ
ローグでの車中泊をする場合、個人的に3つのメリットがあると感じました。車中泊をより楽しむための車両グッズも紹介します。
- AWD仕様で険しい道でも走行可能なので、人気の少ないところで車中泊できる
- 後席を倒すとフルフラット空間
- 後席も含めた大きなサンルーフ
安全性能
前面衝突
前面衝突しても、車体が前方だけきれいにつぶれて力を吸収しているため、車内までつぶれてしまうことはあまりなさそうですね。上からサンバイザーが降ってきていますが、変に頭に突っかかって首が折れなければいいですね。頭には当たってなさそうなので、心配はいらないと思います。
サンバイザーを後ろから見ると確かに頭には当たっていませんね。びっくりしたのは、助手席のエアバックの大きさはかなりデカいですね、頭から足元までエアバックで包まれていますね。徹底的に安全を守ろうとしていますね。
車体の前方だけがつぶれていますね。並大抵の事故では死なないと思います。
側面衝突
横方向からの衝突ですが、驚いたのは、前席と後席の窓ガラスの割れ方です。後席のほうが窓ガラスが割れやすいみたいですね。しかし、エアバックがしっかり作動して、乗員を保護しているのがよくわかります。
窓ガラスの破片は一切車内には入らないようになっていますね。シートベルトさえしていれば無事ですね。後席でもシートベルトはお忘れなく!
レビュー
新型ローグに関するレビュー動画です。
アメリカでローグを見ると、まるでコンパクトカーですね。すごく小さく見えてしまう。北米の人たちが使いやすいように少し大きめに作られていてもおかしくないです。
不具合もあるそうですが、国内販売ではなくなるといいですね。
日産キックスe-POWERとの比較
日産キックスe-POWERとの比較は以下の記事でまとめてみました。
新型エクストレイルの国内発売の可能性
先日国内向けの公式動画で、ローグに似た車の情報提示音が紹介されていました。やはり、国内向けに新型エクストレイルが販売されそうですね!
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