日産キックスのエンジンルームってどんな感じなのか、オーナーズマニュアルを参考に調査してみました。
エンジンルーム図解
日産キックスe-POWERのエンジンルームです。
整備していく中でなにか発見があれば都度報告します。
エアクリーナー
エアクリーナーを分解してフィルタを取り出してみました。このフィルタはエンジン冷却用のフィルタのようで油が酷かったです、、、
市販品があるかどうか調べてみたのですが、この形状のフィルタはネット上では販売されていなかったです(2021/5)
フィルタはちょっとだけ黒ずんでいましたが、購入してから6ヶ月時点ではまだまだ使えそうです。
エンジンオイルレベルゲージ
エンジンオイルが適量入っているかを確認するためのツールで、LとHの間に液がついていればOKです。自分で確認しなくてもディーラーで定期的に無料点検してもらえますので、知らなくてもいいかも。
エンジン冷却用ラジエーターリザーバータンク
e-POWERとエンジンがあるため、リザーバータンクは2つあります。リザーバータンクは、簡単に言うとラジエーターという放熱装置の圧力調整をする装置です。
まず、ラジエーターについての説明が必要になりますが、ラジエーターは、エンジン熱を冷却液を通じて放熱するための装置です。この装置の放熱効率を大きくするためには、冷却水の沸点を100度以上に上げて外気に対する放熱量を大きくする必要があるため、ラジエーター内で冷却水を加圧して沸点上昇させています。
しかし、圧力が高くなりすぎるとラジエーターが破損してしまうため、ある一定以上の圧力になったら圧力を外に逃がす必要があり、その際にリザーバータンクに一時的に冷却液を流し入れて、ラジエーター内の圧力を下げています。
低温時はその逆の方法でリザーバータンク内の圧力を調整しています。
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