日産キックスe-POWERの簡単使い方ガイドです。使い方がわからない機能がございましたら一度ご覧いただけますと幸いです。
オートブレーキホールド
オートブレーキホールドとは、ブレーキを強く踏んで停止すると、ブレーキペダルから足を離しても、停止状態を維持できる機能です。
渋滞や信号待ちでブレーキペダルを押し続けるとだんだん足が疲れてきますが、日産キックスe-POWERに搭載されたオートブレーキホールドならそのような疲れを解消できます。
サイドブレーキと異なり、アクセルペダルを踏むと発進してしまうため、注意が必要です。
エンジンを切るとオートブレーキホールドが解除されてしまいます。エンジン始動時に必ずオンにするようにしましょう
インテリジェントルームミラー
一度使うと病みつきになる機能で、ルームミラーをカメラの液晶画面に切り替えることができます。ON/OFFレバーを前後に動かすだけなのですが、少しだけレバーが固いです。
夜間は後続車のライトが眩しくなくなるので、非常に便利です。画素数も高いため、かなり後方まで見えます。
3種類の走行モード
日産キックスe-POWER には3種類の走行モードがあります。
ECOモードにすると、タイヤの回転で発電できるため(回生ブレーキ)、燃費が向上します。
箱根の涌谷山で黒たまごを食べにいった帰り、下り坂をECOモードで走行しましたが、箱根~平塚間で燃費は50km/hを超えていました。ほとんど回生ブレーキで発電した電気で走行していたことになりますね。
しかし、実態として多くの方はNORMALモードで走行を好む傾向があり、電気駆動での加速を楽しみたいようです(カーシェア実績)。
ECOモードで下り坂を走行するとエンジンがガラガラうるさくなります。
これは充電のしすぎでバッテリーが劣化してしまうのを防ぐため、充電上限を超える電気をエンジンの駆動に割いて、余分な電気を消費させているからです。
せっかく発電した電気を使わずに捨てるのはなんだかもったいないですね。
e-POWER
ガソリンエンジンで発電し、電気で走行します。
そのため、以下の特徴があります。
カーナビ
TV、Bluetooth
車内カラオケ
日産キックスe-POWER は外から音を遮断する性能が非常に高いため、車内カラオケをするのに最適です。推奨設定は、ケータイで音源だけBluetooth設定してマイクはそのまま使用、です。
車内テーブル
車内テーブルも備え付けであります。注意点として、ハンドルを逆さまにする必要がありますが、運転席で軽食をとれるため非常に便利です。
ハンドル位置の調整は、ハンドル左側にあるレバーでロックを解除後調整できるようになります。
テーブルの場所はシートの下にスペースがあるため、そこに収納しています。汚れても掃除しやすい設計なので、気軽に使えます。
自動運転(プロパイロット)
最後に自動運転の使い方です。使い慣れるまで少し苦労しますが、操作自体は非常に簡単です。
基本操作
全体操作の概要は以下のとおりです。詳細な操作方法は後述します。
プロパイロットのセット
まず、プロパイロットを起動させる必要はあります。ハンドルの右側にある青いボタンを押し、OKボタンかSET-ボタンを押します。これだけです。
プロパイロットボタンを押すと以下のような画面に切り替わりますが、気にせず、OKボタンかSET-ボタンを押してください。
繰り返しになりますが、30km/h以上速度が出ていないと作動しません。プロパイロットが作動すると、最終的に以下のような画面になります。
車速制御
この車速制御までわかれば十分です。プロパイロットを始動させたあと、ハンドル右側にあるRES+ボタンとSET-ボタンで車速を設定します。
設定した車速を上限に自動走行しますが、ハンドル操作は必要です。前に車がいるときは前の車のスピードに合わせて走行します。
(白線認識に限り)ハンドル支援
白線を認識しているときに限り、自動でハンドル支援が作動します。何もしなくてもカーブを曲がります。
しかし、2つの注意点があります。
① ハンドル支援は白線を認識しなくなったとたんに突然作動しなくなるので、ハンドルから手を離さないようにしてください。
② カーブでも設定車速で走ろうとするため、カーブ前で減速はしません。急カーブを走行する際はプロパイロットの利用自体を控えた方がいいです。
応用編
車間距離調整
ハンドル右側にある3本の横線マークを押すと車間距離を調整できます。
こちらの画像を見ていただいてもわかるように、そんなに車間距離に差はないのであまり気にしなくて良いです。
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